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2024.05.29

~ でこぼこフォント ~

~ でこぼこフォント ~
美晴
   「でこぼこ通信第2号。今回担当しますのは、でこぼこ年長コンビ、私デコ担当中嶋と、こちらボコ担当ちっひーこと、笠原です。」

千裕
   「はい、2年ぶりの登場です。」

美晴
   「去年担当してへんからねー。」

千裕
   「で、相変わらず、このコンビ……。しかもさ、我々だけやで、2人組で担当してるの。そんだけ頼りないってことかなあ……。」(担当者はWEB班&脇塚で決められる)

美晴
   「ちっひー、足引っ張らんといてや。ちゃんと期日守ってよー!」

千裕
   「ぅ゙……。でも美晴ちゃんだってさ、第1号に登場しないくらい、全然リハーサル来てないし……」

美晴
   「ぁ゙……それは……えと……」

千裕
   「(ニヤり)じゃぁ、お互い様ってことで頑張ろう。」

(……あのー、、ぉーぃ、お二人さーーーん…)

(なにか聞こえる…?ま、いっか…)
千裕
   「で、今回は何をしようか?企画考えてる?」

美晴
   「ふふふ…今回は、でこぼこフォント!」

千裕
   「ん?フォントって、文字の?」

美晴
   「そう、文字の!実は、ロビーのことで力さんと打合せしてた時に、最近の若者は字を書き慣れてないせいか、読みづらい、って話になってん。」(中嶋の裏仕事はロビー班なのです)

千裕
   「あー、確かに。パソコンもやけど、携帯電話やスマートフォンやらのネイティブ世代やもんな。長年高校生に国語教えてるけど、年々拙い字の子が増えてきてるなぁ。」(笠原は現役高校教師です)

美晴
   「やろやろ。私らの学生時代にはそんな物まだなかったし、基本、書く。授業中にメモ回したり、交換ノートとかあったやん。」

千裕
   「あったねえ。文通もしてたし、年賀状も手書きやったし。」

美晴
   「そうそう、他人(ヒト)に読んでもらう、っていうのがあったから、何となく伝えよう、ってのがあると思うねん。けど、今は、そういう文字の書き方をしてない世代なんちゃうかーと。」

千裕
   「世代か。一番若いメンバーとは二回り以上歳違うんよな。」

美晴
   「……。あんまりそこは考えんとこ。でさーっ…」

(あのぉー、お姉様方〜……聞こえてますかー?)

美晴
   「でっ!みんなに文字を書いてもらおうと思うねん。ほんで、採点する。どう?」

千裕
   「ん〜、、、じゃあ、ひとまず五十音と、ついでに数字も書いてもらっておこうか。それで?採点するって言っても、どうやって評価するつもり?トメ・ハネとか書き順とか…」

美晴
   「いや、それは普通すぎておもんないと思うねんなー。智子ちゃんの字キレイなん知ってるし。」

千裕
   「そうやなー。『キレイ』だけじゃない評価項目探す?」

美晴
   「あ、いいかも。ほんで、栄養バランスのチャートみたいにするん、どう?」(中嶋は食品系理系学部出身なのです)

千裕
   「あの五角形か六角形のやつか。。。なるほど、面白そうやな。項目は各々で決めるとして、、、。よし、やってみよう。そしたら早速!っっって、友美っっ!!もしかしてずっと居てたり?」

友美
   「はい、ずーっと居てました!!もうっ!ちっひーも美晴ちゃんも、でこぼこ通信のことは、ちゃんと私にも相談して下さい!で?今回もまたリハーサル紹介やるんで…」

美晴
   「違いますーーーだ。」

友美
   「えっ?違うんですかー?意外……」

美晴
   「ふふふっ、私らかって、他のこともやればできるんですぅー!…ってことで、早速やけど友美、五十音と数字書いて。」

友美
   「え?五十音?…はい。(カキカキ…)」

美晴
   「なるほどね、ありがとう!」

友美
   「??」

美晴
   「そしたら、ちっひー、じゃんじゃんやっていこう!」

千裕
   「オッケー!じゃぁね〜友美、楽しみにしてて〜!」








美晴
   「疲れたぁぁぁーーーー。ちっひー、ちょっと休憩しませんかぁ〜?」

千裕
   「オッケー。さすがに文字ばっか見てると疲れるよね。」

美晴
   「せやねん。目しょぼしょぼしてきた…。私、視力はいいねんけど、目弱いねん。」

千裕
   「どういうこと?」

美晴
   「ドライアイ気味なんと、裸眼やからか目が焼ける、っていうのかな…紫外線とか光に…(ブツブツ…)」

千裕
   「それよりさっ!!!この採点、めーーーっちゃ楽しい!テストと違っておもしろーーーーーーい!」

美晴
   「ぅわ、びっくりした…。いや、でも、そう!私、他人に点数付けしたことないけど、自分基準でできるのが気持ちいいよな。」

千裕
   「やんな、やんな、正解なんか無いしさ。しかも、ノリで面白そうな採点項目に決めたっていうのもあって、キレイな字やから高得点になるってわけでもないしー。」

美晴
   「うん、うん。」

千裕
   「しかもこの企画内容さぁ、ひらがなと数字の評価やで。本公演のシンデレラ全く関係ない。笑ける!」

美晴
   「ほんま、それー!発案しておきながらやけど、はっきり言って、むちゃくちゃどうでもよくて、なんなら読んでも1ミリも得がないことやってる。」

千裕
   「言っちゃおっかな…。(ニヤニヤ)」

美晴
   「何、何?」

千裕
   「私が感じたものが全てです!!」

美晴
   「おっっ、ならば、、、私が測ったものが全てです!!」

千裕美晴 ニヤニヤ……ニヤニヤ………ハッ

千裕
   「あかん、うっかり我を忘れてた。」

美晴
   「ほんまや、まだ採点終わってなかったんやった。」

千裕
   「ほな、続きにとりかかるとしますか。」

美晴
   「はいよ~!」







千裕
   「採点終了~、おもしろかったーー!次はカタカナと漢字がいいかなあ。それともチャートの項目を変えて……」

(カタカタカタ……)

千裕
   「ん???」

美晴
   「よし、出た。総合点の平均は46.3、美晴平均は27.6、千裕平均は……」

千裕
   「ストーーップ!そんなに細かく計算せんでもよくない?」

美晴
   「そう?点数見たら、平均知りたいと思わん?私だけちゃうと思うけどなー。ほんで、せっかくやし総評も出したいやん。」

千裕
   「さすが理系女子、私は計算苦手やからな。で、なんか分かった事ある?」

美晴
   「トップは歩58点。2位は智子56点。力、史織、佳恋がほぼ平均点。」

千裕
   「キレイな字の2人がトップ2かぁ。。。でも所詮58点やしな。この結果ってどうなん?」

美晴
   「まぁ、今のは総合点だけの話なわけで。どの項目が何点かは人それぞれやし、同じ点数でも、構成成分は全然違ってるから、なかなか味わい深い。」

千裕
   「成分?味わい?……言い方(笑)。栄養素かいな。」

美晴
   「ほんで、チャート項目ごとの順位と平均は……」

千裕
   「数字はもう十分やってば。」

美晴
   「えっそう?じゃあ千裕総評はどうなん?」

千裕
   「えっ、総評って?……(ブツブツ)」

美晴
   「……ないの?」

千裕
   「ある、ある!チャートがみんなガチャガチャしてる!きれいな五角形の人はいなかったな。平均点やった3人のチャートも、やっぱりガチャガチャ。」

美晴
   「それだけ?ガチャガチャしか言ってへんやん。雑いなー。」

千裕
   「いやいや、私が言いたいのは、みんなちがってみんないい、ってことやで。」

美晴
   「プッ(笑)何それ、どっかで聞いたことあるような気が…」

千裕
   「さすが私達カンパニー“でこぼこ”ってこと!で、友美ーーっ。居てるよねー、終わったよーー!」

友美
   「はーい、遠くから様子見てましたー。途中めっちゃ盛り上がってましたね。」

千裕
   「せやねん、楽しかってん。」

友美
   「でもね、勝手に始めて、勝手に進めてって、問題行動ですからね。内容チェックしますっ!!!出来上がったのどれですか?」

美晴
   「……手厳しいなぁ。はいこれ、自信作!」

友美
   「ふむふむ、なるほど。うん、なかなか面白い!けど、これって結局何がしたかったんですか!?」

美晴
   「みんながどんな字を書くのか、見てみたかった。以上。」

千裕
   「やってみたら、結構おもろかった。以上。」

友美
   「えっ……。ってことは、終わりですか?」

千裕美晴
   「うん、終わり。では…」

(ダダダダダーーーッ)

えりか
   「すーみーまーせーーーん!遅くなりましたーーっ!!今どんな進み具合ですか?」

千裕
   「あ、えりか。ちょうど今終わったとこ。」

えりか
   「ぇ………間に合わなかったかぁ……。これでもめっちゃ急いで来たんですっっっ。参加する気満々やったのに、、、でも終わった…って、、私の出番……」

友美
   「えりか、落ち着いて。出番は私も、ほぼなかったから。でも、なかなか良く出来てるねん。」

えりか
   「そりゃ、過去数回やってるからでしょ?今回の原稿見せて下さいよー。」

美晴
   「どうぞー。」

えりか
   「ん?リハーサル紹介じゃないんですかー?意外!」

美晴
   「まぁまず読んでみて。(ニヤニヤ)」

えりか
   「……文字の評価か。。。って何?この項目。燃費?でこぼこ性?」

千裕
   「単に字がきれいかどうかを採点しても、おもろないしね。自分らで考えた。」

えりか
   「私も採点してもらいたかったぁー、残念。……あ、これ皆から集めた文字ですか?もう終わったんですよね?そしたら、これ、もらっても?」

千裕
   「いいけど。」

友美
   「どしたん?」

(チョキチョキ…ペタペタ…)

えりか
   「じゃじゃーーん!」




千裕
   「いいやん!これぞまさに『でこぼこフォント』って感じ。」

美晴
   「してやられた感っ!確かに、いい!!私らも実は先に書いてたから14人分あるし、他の組み合わせで何か作れたりせーへんかなぁ。」

千裕
   「演出家へのラブレターとか?」

えりか
   「私の字もどっかに入れちゃおっかなー。うふふ。」

千裕
   「まぁ、それはご自由にどうぞ。さてそろそろおしまいに。」

美晴
   「そやね。今回の収穫は、我々もまだ新企画作れる余力があったってことかな。」

千裕
   「だね。では、第2号終わります!!」


友美
   「ちっひー、美晴ちゃん、、おつかれさまぁー!私はわりとみんなの文字みてる方だと思うけど(事務局長なので♪)改めてこうやって、まじまじメンバーの字見ることなかったわ。」

えりか
   「しかも、よそ行きの字じゃない(まぁある程度は気合い入ってるメンバーも?!??)のはあんまり見ないかも。私ね、最後のキャッチコピーの字、バラバラのんから選んだのですが、私、美晴ちゃんの字をすーーーぐ当てれたんです!すごいでしょ??」

友美
   「またすぐ自分の話に…………………って!!!ここは担当者の二人の字も入ってんのぉぉーーー?」

えりか
   「え?!??まさか、、、友ちゃん分からんかったの?!?……ぷぷぷ」

友美
   「なんかモヤモヤするけどまぁいいや。。。」

えりか
   「もうっ!友ちゃんったらぁーーー事務局長なのにぃー!」

友美
   「………………。(モヤモヤモヤモヤ)」

えりか
   「とにかく!今回は目の付け所がさすがのベテランズの企画でしたよね!」

友美
   「そう!ということで…………
   《でこぼこフォント》販売します!!ご希望の方は、でこぼこ事務局へご連絡ください♪

えりか
   「ともちゃん、商売人魂炸裂ですね……」

友美
   「へへ。」

えりか
   「それはさておき、次回のでこぼこ通信は…」

2024.05.08

~ショートムービー~

~ショートムービー~
えりか
 「ちょ、ちょ!これYouTubeにアップされてたよ!」

https://youtu.be/RwzYFXCQUW0


 

友美
 「私も見た!!プロが作ると、めっちゃカッコいいね!!」

えりか
 「うんうん。キャーー!って興奮したよ。」

友美
 「ただね、脇塚が心配してたんが、“これ見てバレエってわかるかな?”って。」

えりか
 「あーー、そういえば。そうかも。倖奈ちゃんはシニヨンしてなくて、モデルさんみたいやしね。」

友美
 「よし!!力先生に頼んで、第6回公演のショートムービー作ってもらおう!!」

えりか
 「賛成!!!ちからさぁぁーーん、………」

脇塚
 (カチャ、カチャ…)「ん???」

友美
 「あっ、もう作業してるやん。」

脇塚
 「ショートムービー、作ったでぇ。」

えりか
 「おーーーー!私のでこぼこデビュー作!!」

 友美
 「懐かしい♪こんなにたくさんお芝居したの初めてで、すっごい苦戦したよ。」
 
https://youtu.be/R1rpRxNcp40


 

えりか
 「あっ!!これ私っ!!」

友美
 「一瞬すぎてわからんよーーー。」

えりか
 「あ!!これも!!」

友美
 「えりか……、それにしてもみんな若い。」

えりか
 「15年の年月感じるよね。だってさぁ、これ↓↓誰かわかるか??」

 


友美
 「あぁ!!これは、第6回公演を見に来てた、優くんやん!!かわいい。」

えりか
 「友ばぁ、発揮だね。呆」

友美
 「まぁまぁ。今回は優くんが王子を踊るなんて。感慨深いわ。」

みなさん、15年ぶりの再演!!
機が熟し、満を持しての上演です!!
是非、劇場にお越しください♪

チケットお申込みは、
0797-82-2551
でこぼこ事務局へ。





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